雨戸の取替え工事ってどのような流れ?費用や期間もくわしく解説
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雨戸の取替え工事ってどのような流れ?費用や期間もくわしく解説
長年使い続けた雨戸が重くなると、開け閉めにさえストレスを感じるようになったら問題です。台風や強風のたび「大丈夫だろうか?」と強い不満を抱えるのも嫌なものでしょう。
古くなった雨戸は防犯性や耐風性、断熱性などが低下しています。住まい全体の安心・快適性を左右する重要なパーツとも言えるのです。
古くなった雨戸を取替えることで、不安によるストレスから解放されます。ただ、取替えるとしても、「工事の流れ」「費用相場」「施工期間」「おすすめの業者選びのコツ」などわからないことは多々あるものです。
そこで今回のお役立ちコラムでは、DIYではなくプロに雨戸の取替え相談を検討している方に必要な情報を、くわしくお話しします。
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雨戸の取替えで不安から解放される
雨戸は老朽化するともろくなります。動きも悪化して開閉するだけでもストレスが溜まるものです。
「我慢すればいい」という話でもありません。サビや変形、滑りが悪くなった戸車、外れかけたレールだと、「閉められない」「隙間風」などに悩まされることになります。
雨戸は隙間が生じたままだと防犯面でも心配です。簡単に外れてしまえば、空き巣被害のリスクも高まります。
台風・災害対策としての雨戸強化の必要性
日本では毎年、台風が訪れる立地です。大型台風や突風で、大きな被害が出ます。古い木製や単板アルミの雨戸だと、強風に耐えられない場合もあるのです。飛んで隣家の外壁や窓にぶつかる二次災害の原因になります。
雨戸の役割は多数ある
雨戸は室内の断熱や防音対策としても役立ちます。断熱雨戸や複層構造のアルミシャッターなど、機能性の高い雨戸もあるのです。
断熱性能が高ければ、夏の熱気や冬の冷気の侵入を予防できます。交通量の多い場所だと、昼だけではなく夜もエンジン音に悩まされることになりかねません。駅チカのエリアなら、住まいの前に人の往来も多いものです。防音構造の雨戸なら、騒音問題対策にもなります。
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雨戸選びのポイントとは?
雨戸の交換をするとしても、さまざまなタイプがあります。手動引き戸、折れ戸、電動シャッター式などさまざまです。住まいの構造や用途などに合わせて適切なものの選定が求められます。
防犯を重視している方なら、防犯センサーが備わっているものを検討してもいいでしょう。機能性や住まいの快適性を重視するなら、断熱や遮光機能を備えたタイプも選択肢に入ります。
他にも、網戸一体型、自動ロック機能付きなど高性能な製品も多数登場している時代です。生活スタイルとニーズに合ったものを検討してみてください。
代表的な雨戸のタイプ
以下でよりくわしく代表的な雨戸のタイプと特徴をお話しします。
引き戸型
昔からあるタイプです。戸袋に収納でき、左右にスライドして開閉します。メリットはコストパフォーマンスと言えるでしょう。
年齢関係なく馴染みのあるタイプですから、取り扱いに困りません。導入コストも抑えられますし、シンプルな構造ですから、材料費や施工費も高額にならないのです。
注意点としては、重量でしょう。女性や高齢者の方だと負担になる場合もあります。
機能性
防犯性はそこまで高くありません。閉めていれば一定の防犯効果が期待できる程度です。シャッタータイプと比較すると、壊されてしまうリスクは高くなります。
ただ、台風のような暴風時でも、飛来物から窓ガラスを守る効果程度は期待できるのです。断熱性も窓と雨戸の間で空気層ができます。多少の断熱効果はあると言っても、電動シャッターと比較すると弱いのです。
折戸型
複数パネルが連結しているタイプです。ルーバー型の製品がよく見られます。とくに開口部が広い窓に適しているタイプで、どのような外観にもなじみやすいのが特徴です。
導入コストは引き戸タイプよりは高額になりますが、電動シャッターと比べると抑えられます。ただし、パネル数の増加や素材によって費用は高くなる傾向です。
機能性
防犯効果は、シャッターレベルとは言えません。引き戸と変わらないレベルと考えてもいいでしょう。
折りたたみタイプのため、引き戸タイプより省スペースです。開口部も広いですし、手動で簡単に取り扱えます。
防災性に関しても飛来物に対処できますし、断熱性も引き戸タイプ並の効果は期待できるのです。
戸袋が不要なものも多数あり、開口部が広い窓や連続した窓に適しています。全体的にすっきりとした外観になるのもメリットです。
電動シャッター型
細長い部材を一枚ずつ連結してパネルを形成するスラット(羽)構造です。モーターで自動的に巻き上げたり下げたりできます。
基本的に数ある雨戸の中で最も高額です。モーターやコントロールするためのシステムが必要なため仕方ないでしょう。材料費や施工費も高額傾向です。
スイッチ1つで開閉できるため、老若男女誰でも簡単に操作できます。リモコンやスマホでコントロールできるタイプも登場しました。
機能性
スラット構造自体、防犯性は高いと言えます。こじ開けたり壊したりすることが簡単にできません。
台風や突風に対しても保護できるのはメリットです。防火エリアでは防火性能を備えたものが適しています。
窓とシャッターの間に空気層が生まれるため、高い断熱効果が期待できるのもメリットです。冷房効率が高まるため、電気代の抑制も期待できます。
遮音性も高く、外からの騒音や内部の音漏れも遮断できるのです。スラットを巻き上げれば窓枠の中に収納できるため、閉めているとき以外は外観を損ないません。さまざまな外壁色に合うカラーバリエーションも豊富です。
選ぶ際に押さえておきたいポイント
どのような雨戸でも、選ぶ際には押さえておきたいポイントがあります。たとえばお金の問題ですが、導入コストばかり気にするのは問題です。
将来的なメンテナンスコストも考えておいたほうがいいでしょう。また、防犯や断熱効果など、雨戸に求める目的を明確にしてください。曖昧だと選定に失敗します。
開口部の広さや窓の設置場所で、サイズも形状も変わるため要注意です。住まいだけではなく周辺の景観とも調和するものを選んだほうがいいでしょう。
雨戸の取替え工事の流れ
雨戸の取替え工事について、プロに任せた場合、どのような流れになるのか把握しておきたい方もいるでしょう。以下は大まかな流れです。
現地調査と見積もり
リフォーム業者による現地調査が行われます。雨戸の寸法・取り付け方式・枠の劣化状態などを細かくチェックする流れです。合わせて取り替える雨戸を決定します。
工事当日になるとまず既存雨戸を取り外します。次に、枠や戸車、レールの点検をして、問題があるなら補修する流れです。
新しい雨戸を取り付けます。動作確認と微調整をして完了です。
施工する箇所が多いと、日数もかかりますが、通常2箇所程度なら半日や1日程度で完了します。ただし、電動シャッターだと、2日以上かかると考えてください。
雨戸取替えの費用相場
雨戸の取替えでは本体価格と施工費で費用が決定します。
・一般的な雨戸タイプ:2万円~5万円
・折戸タイプ(ルーバー):3万円~7万円
・電動シャッタータイプ:10万円~32万円
※サイズ・仕様で変動があります
雨戸を取替える場合この程度の費用目安となります。「どのエリアでもどの業者でもこの金額」というわけではありませんが、一定の目安にはなるでしょう。
信頼できる業者の見極め方
雨戸の取替えも一定の費用がかかります。とくに電動シャッタータイプは「失敗しても簡単にあきらめられる」金額ではありません。そもそも、一般的な引き戸の雨戸でも1万円程度はかかるものです。
雨戸に対応できるリフォーム業者選びでは、実績が豊富で信頼性の高いところがいいでしょう。
・地元密着で施工実績が豊富
・第三者機関による認定(一般建設業許可や特定建設業許可など)
・第三者組織に所属(協会や商工会議所など)
・明朗な見積書と丁寧な説明
・保証書の発行とアフターサービスの明記
地元密着業者は信頼性を失うと、そのエリアで営業できません。そのため下手なことはできないのです。
第三者機関による認定や所属をしているのも信頼性は高まります。たとえば一般建設業許可は、誠実さや経済的な信頼性がないと取得できません。
他にも協会や商工会議所などに所属している企業も信頼性は高いと言えるのです。また、リフォーム業者に安さだけを求めるのも失敗します。
他リフォーム業者より見積もりは安くても、部材の質が悪いケースもあるからです。仕上がりが雑だったり、保証がなかったりするケースもあるため注意してください。
ホームページに、実際の施工写真を掲載していたり、インターネットに口コミ情報が出ていたりするリフォーム業者を選ぶほうが無難です。
口コミ情報もすべて鵜呑みにしてはいけません。施工日数や、よいと思った根拠が具体的に記載されたものをチェックしてみてください。
雨戸の取替えは「リフォームウイング」にご相談を!安心・快適な暮らしへの第一歩は専門業者選びから
古くなった雨戸の開け閉めにストレスを感じていたり、防犯・台風対策・断熱性の低下が心配な方は、リフォームウイングへのご相談がおすすめです。
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