シャッターor面格子どっちが効果的?半田市で防犯リフォームを検討するなら
- 早川純平
- リフォームお役立ちコラム

地元密着54年!知多半島のリフォーム専門店「リフォームウイング」です。
私たちは、半田市で暮らすお客様の「住まいを守る」お手伝いを行ってきました。中には「空き巣」や「台風による窓の破損」被害が不安な方もいると思います。
警察庁の情報によると、一戸建てで起こった侵入窃盗のうち半数以上は窓から侵入されているとのデータもあるため、窓から侵入できない状態をつくれば強盗リスクを減らせるかもしれません。
中には防犯対策として、防犯シャッターや面格子の設置を考えた方もいるのではないでしょうか。しかし、どちらを選ぶべきか迷う方もいると思います。今回のお役立ちブログでは、地域の皆さまに向けて、どちらが効果的かお話しします。
参考:警視庁|住まいる防犯110番|手口で見る侵入犯罪の脅威
はじめに防犯シャッターの魅力を見てみよう!防犯と防災の両立に役立つ!

はじめに、防犯シャッターの内容や強みについて見てみましょう。
防犯シャッターとは?
防犯シャッターは、窓ガラスを破られる前に“外側から”家を守る設備です。外からしっかりとカバーすることで、侵入犯が窓を割ることすらできません。また、海風が強く台風の影響を受けやすい地域では、防風・飛来物対策としても効果を発揮します。
安心感が大きい
防犯効果を高めるだけではなく、「防災・防音・断熱」の副次的効果も期待できます。風の強い夜でもシャッターを閉めれば音が和らぐため、静かな環境を実現したい方にもおすすめです。
費用と導入のしやすさ
大きさや機能によって異なるものの、1箇所あたり10〜40万円程度です。決して安くはありませんが、安心と快適さを同時に得られる投資だと思います。最近では、アルミ製のデザインシャッターや電動タイプを導入するご家庭も現れてきました。リモコンで開閉できるタイプにすれば操作も簡単です。
▼合わせて読みたい▼
光熱費−30%は本当?二重窓の断熱効果を徹底検証
面格子の魅力も見てみよう!コストと採光のバランスにピッタリ!

次に、面格子の強みも見てみましょう。
面格子とは?
面格子(防犯格子)は、窓の外側に格子状の金属フレームを設置して侵入を防ぐ設備です。構造はシンプルですが「侵入に時間がかかる家」という印象を与えれば、空き巣の標的から外されやすくなるでしょう。
採光・通風を保ちながら防犯性を確保
面格子の魅力は、防犯性を確保しつつ、明るさや風通しを損なわないことです。「閉め切るのは嫌だけど安心感を高めたい」方に向いています。中でも2階の腰高窓やトイレ・浴室など小さな窓に最適です。しかもシャッターとは違い、日中は光が差し込み風も通ります。
コスト面と耐久性
シャッターと同様に大きさや機能によって異なるものの、1箇所あたり1〜10万円程度です。金属の種類や厚みによって防犯性は大きく変わります。安価なタイプだと金属が細く、工具で切断される可能性があるため、ステンレス製や高強度アルミ製の面格子がおすすめです。
最近では縦格子・横格子・クロス格子など、デザインのバリエーションも豊富になっています。デザイン性と安全性を両立したい方にもおすすめです。
防犯カメラとの併用もおすすめ!“心理的抑止力アップ”が期待できる理由とは?

防犯カメラと併用すると、より一層防犯効果は高まります。理由を見てみましょう。
見えないガードマンとしての役割
防犯カメラは“心理的な抑止力”が秘められているといって良いでしょう。侵入犯が現れても「監視されている」と感じれば、強盗被害を防げるかもしれません。
Wi-Fi対応の小型カメラを設置すると、スマートフォンでリアルタイム映像を確認できるため外出中でも安心です。家の構造や方角に気を付けながら、最適な位置・角度で設置しましょう。
効果と費用の比較
「防犯シャッター・面格子・防犯カメラ」は、費用や目的、効果が異なります。比較することで、何を活用すれば良いか見極めることが可能です。内容は次の通りです。
|
設備 |
主な目的 |
費用目安(1箇所) |
メリット |
|
防犯シャッター |
侵入防止+防風 |
10〜40万円 |
強固な防御・断熱・遮音 |
|
面格子 |
侵入抑止 |
1〜10万円 |
コスパ・採光性◎ |
|
防犯カメラ |
抑止・記録 |
1〜15万円 |
証拠残せる・監視可能 |
設備の大きさや材質によっては、費用目安を超える場合もあります。家の場所によって設備を変えたり組み合わせたりすると、さらに防犯効果を高めることが可能です。
半田市で使える防犯設計を3パターンお話しします!それぞれの違いとは?
私は数十年にわたり、半田市の家を見続けてきました。住民の方にお伝えしたいのが同じ市内でも海沿いと内陸では、風の強さ・湿気・住宅の密集度が異なるため、「防犯リフォーム」の効果を発揮させるには、地域の特性を活かした施工プランにすることが大切です。パターン別に防犯対策をお話しします。
パターン1.海風・潮害に強い地域では“耐久型防犯設計”がおすすめ
知多湾に面しており風が非常に強く、塩害の影響も受けやすい地域の場合、台風シーズンに海風が直接住宅に吹き付けるかもしれません。「シャッターがなくて窓ガラスが割れた」「外壁が塩で傷んだ」というご相談もあります。
おすすめは「防犯シャッター+防災ガラス」の組み合わせです。防犯シャッターは塩害対応のコーティング仕上げタイプにすると、サビ防止につながります。また、防災ガラスを導入すると台風時のガラスの破損リスクを抑えることも可能です。
パターン2.新興住宅地では“採光と防犯の両立設計”がおすすめ
新興住宅地で住宅が密集している場合、ある程度の人通りはあります。しかし、共働き世帯が多い場所だと平日日中を中心に人通りは少なくなるため、留守中に空き巣が起こるかもしれません。この場合は「面格子+防犯カメラ」の組み合わせがおすすめです。
ポイントは、2階の腰高窓や浴室の窓など「侵入できそうな小さなすき間」をつくらないことです。面格子を付けると入りづらさを演出できます。さらに、カメラを外から見える位置に設置すると「心理的な抑止力」につながる可能性があるため、防犯におすすめです。
また、隣家との距離が近い場所にお住まいの場合、採光・通風が気になる方もいると思います。その場合は、採光性を損なわない「縦格子タイプ」の面格子を選ぶと、明るく開放的な印象を保ちながら防犯性を高めることが可能です。
パターン3.古い建物の場合は“リノベ防犯”がおすすめ
昔ながらの木造建築や引き違い窓の住宅に住んでいる場合、防犯性が十分でないケースも珍しくありません。防犯効果を高めるには「シャッター+面格子」の併用がおすすめです。
築年数の古い住宅では、窓枠の強度が落ちていることもあるためサッシや枠の点検を行い、強度のある部分に後付けのシャッターを取り付けると良いでしょう。防犯面を強化しながら、断熱リフォームや外壁塗装を組み合わせると、見た目も新しくなり耐久性も格段に上がります。
なお、古い木製雨戸を使っている場合は、アルミ製電動シャッターへの交換を検討しても良いでしょう。ボタン一つで操作できるタイプにすれば「重くて閉めるのが大変」という悩みから解放されます。
▼合わせて読みたい▼
第一印象120%UP!防犯+おしゃれを両立!玄関まわり改造の費用とコツ
FAQ|シャッターor面格子どっちが効果的?半田市の防犯リフォームについてよくある質問

半田市で「シャッターと面格子のどちらが自分の家に合うのか」「台風対策も一緒にできるのか」など、窓まわりの防犯リフォームについて悩まれるお客様は少なくありません。
ここでは、リフォームウイングによく寄せられるご質問をもとに、検討の際に押さえておきたいポイントをQ&A形式でお伝えします。
Q.防犯シャッターと面格子、どちらを優先して付けるべきですか?
まずは「被害が出たときの影響が大きい窓」から優先して考えるのがおすすめです。台風や飛来物の不安が強い海沿いエリアでは、ガラスそのものを守れる防犯シャッターを優先すると安心感が高まります。
一方で、採光や通風を確保したいトイレや浴室、2階の腰高窓などは面格子が相性の良いケースが多いです。予算の都合もありますので、リフォームウイングでは現地調査のうえ、窓ごとに「シャッター向きか面格子向きか」をご提案しています。
Q.面格子を付けると火災時の避難がしにくくなりませんか?
面格子は防犯性を高める一方で、取り付け方によっては非常時の避難経路を塞いでしまうおそれがあります。そのため、寝室など「万が一のときに脱出経路として使いたい窓」には、内側から手で解錠できるタイプや、あえて面格子を付けないといった設計も検討します。
リフォームウイングでは、防犯だけでなく避難経路も踏まえて窓ごとの役割を整理し、位置や金具の種類を含めてご説明したうえでご提案しています。
Q.防犯シャッターや面格子のメンテナンスは大変ですか?
どちらも基本的には大掛かりなメンテナンスは不要ですが、海風や潮害の影響を受けやすい半田市では、定期的な汚れ落としやサビ点検が大切です。シャッターはレール部分の砂やホコリを掃き出し、必要に応じて潤滑剤を使うことで動きの重さを防げます。
面格子は、金具の緩みや腐食の有無を点検し、異常があれば早めに補修することがポイントです。リフォームウイングでは、工事後のメンテナンス方法も現場でわかりやすくお伝えしています。
Q.賃貸住宅や店舗でもシャッター・面格子を取り付けできますか?
賃貸の場合は、オーナー様や管理会社の許可が必須になりますが、条件が合えば設置可能なケースも多いです。特に店舗や事務所では、道路側の開口部にシャッターを後付けするご相談が増えています。
壁を大きく壊さずに取り付けられる商品もありますので、構造や契約条件を確認しながらプランを組み立てます。リフォームウイングでは、オーナー様への説明資料づくりもお手伝いしていますので、まずはご相談ください。
Q.予算が限られている場合、おすすめの組み合わせはありますか?
ご予算が限られている場合は、「すべてを一度に完璧に」ではなく「リスクの高い窓から順番に」対策する考え方が現実的です。
例えば、まずは侵入リスクの高い勝手口や1階の腰高窓に面格子を設置し、その後、台風時の被害が心配な掃き出し窓に防犯シャッターを追加するといった段階的な工事も可能です。将来的な増設を見越した設計もできますので、リフォームウイングに「優先順位と概算費用を知りたい」とお気軽にお申し付けください。
▼合わせて読みたい▼
先進的窓リノベ2025事業の補助金詳細と活用法|窓リフォームで賢く節約
防犯リフォームの相談はリフォームウイングへ|シャッターも面格子も半田市の自宅に合う選び方を提案します

シャッターと面格子はどちらが正解というものではなく、「どの窓に、どんな役割を持たせるか」で最適な組み合わせが変わってきます。半田市の中でも海沿いなのか内陸なのか、新興住宅地なのか昔ながらの街並みなのかによって、防犯と防災に求められるレベルも異なります。だからこそ、カタログだけで決めるのではなく、実際の住まいを見たうえで検討することが大切です。
リフォームウイングでは、窓の位置や周囲の見通し、塩害や風の影響、家族構成などを踏まえて「この窓はシャッター」「この窓は面格子」といった具体的なプランをご提案します。防犯カメラや照明との組み合わせも含めてトータルで考えることで、無駄な工事を減らしながら安心感を高めることができます。防犯リフォームに少しでも不安や疑問があれば、リフォームウイングのお問い合わせフォームからのお問い合わせはもちろん、メールやお電話でのご相談も歓迎です。
ショールームでは実物に近いサンプルをご覧いただきながらお話しできますので、「シャッターと面格子の違いを実際に見てみたい」という方もお気軽にご来店ください。
住まいを守る第一歩を、リフォームウイングと一緒に踏み出していただければうれしく思います。
▼合わせてチェック!▼





