リフォーム補助金の申請は誰がいつする?手順と受け取れなくなる失敗5つ
- リフォームお役立ちコラム
住宅省エネ2026キャンペーンの補助金は、お客様ではなく登録事業者が工事の完了後に申請し、受け取った補助金をお客様へ還元します。お客様が気をつけるのは、契約する相手と着工の順番、そして工事前の写真です。
この記事で分かること
- ・契約から補助金の還元までの順番と、それぞれの担当
- ・補助金を受け取れなくなる5つの失敗
- ・介護保険と自治体の補助で、手順がどう違うか
筆者: リフォームウイング(株式会社平松建工)/社内有資格者: 1級建築士ほか/最終更新日: 2026年11月6日(制度の内容は同日に各公式サイトで確認)
この記事の流れ
- 1. 住宅省エネの補助金は自分で申請できますか?
- 2. 申請から受け取りまではどんな順番で進みますか?
- 3. 補助金を受け取れなくなるのはどんな失敗ですか?
- 4. 介護保険と自治体の補助は手順がどう違いますか?
- 5. 補助金は工事代金から引かれるのですか?
- 6. 準備する書類は何ですか?
- 7. よくある質問/まとめと店舗のご案内/出典
30秒で分かる要点
- ・住宅省エネ2026キャンペーンの手続きは工事施工者などの登録事業者が行います。お客様自身では申請できません。
- ・国の3事業の交付申請は、工事の完了・引渡し以降です。「着工前に申請が必須」ではありません。
- ・ただし、工事請負契約より前に着手すると対象外です。工事前の写真がないと交付を受けられません。
- ・介護保険と東海市の耐震補助は、工事の前に申請します。国の補助金と順番が逆です。
- ・交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日まで、交付申請は遅くとも同年12月31日までです。
住宅省エネの補助金は自分で申請できますか?
みらいエコ住宅2026事業、先進的窓リノベ2026事業、給湯省エネ2026事業は、いずれもお客様自身では申請できません。
公式サイトでは、交付申請の手続きは工事施工者などが行い、工事の発注者は自ら行えないと定めています。手続きをするのは、あらかじめ「住宅省エネ支援事業者」として登録した会社です。登録のない事業者と契約した工事は、補助の対象になりません。
最初に確認するのは、依頼先が登録事業者かどうかです。各事業の公式サイトに検索ページがあります。当社リフォームウイングも住宅省エネ2026キャンペーンの登録事業者で、申請の手続きをしています。
どの工事にどの制度が使えるかは、水回りリフォームで使える補助金の記事で工事別に整理しています。この記事は手順に絞って説明します。
申請から受け取りまではどんな順番で進みますか?
国の3事業は、契約、工事前の撮影、着工、完了・引渡し、事業者の交付申請、交付決定、還元の順に進みます。

- 1. 相談と制度の確認(お客様と事業者) 工事の内容と、家の新築時期を確認します。
- 2. 工事請負契約(お客様と事業者) 補助金の還元方法もここで合意します。
- 3. 工事前の写真の撮影(事業者) 工事箇所ごとに撮ります。
- 4. 着工(事業者) 交付申請の予約は着工以降にできます。
- 5. 工事の完了・引渡し(お客様と事業者) 工事後の写真もここで撮ります。
- 6. 交付申請(事業者) 各事業の事務局へ提出します。
- 7. 交付決定と補助金の交付(事務局から事業者へ) 公式の目安は交付決定の1〜2ヶ月後です。
- 8. 還元(事業者からお客様へ) 工事代金への充当か、現金でお返しします。
着工前の申請が要るのは介護保険や自治体の補助です。国の3事業と混同しないよう、次の見出しで分けて説明します。
補助金を受け取れなくなるのはどんな失敗ですか?
受け取れなくなる失敗は、依頼先、着工の順番、工事前の写真、製品の用意、期限の5つにまとまります。
| 失敗 | 何が起きるか | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 1. 登録のない会社と契約する | 補助の対象になりません | 契約前に公式の検索ページで確認します |
| 2. 契約より前に工事を始める | みらいエコの補助対象になりません | 工事請負契約を結んでから着工します |
| 3. 工事前の写真を撮らない | 交付を受けられません(工事後の写真は後日撮影で対応) | 着工日より前に撮影を済ませたか確認します |
| 4. 自分で買った設備や中古品を使う | みらいエコの補助対象になりません | 登録された型番の製品を事業者が手配します |
| 5. 期限や予算の上限を過ぎる | 受付が終わると申請できません | 工事の完了時期から逆算して相談します |
5番の期限は、交付申請の予約が遅くとも2026年11月16日、交付申請が遅くとも2026年12月31日です。工期が年をまたぐと申請に間に合わない場合があるので、契約の前に完了の予定日を確認しておいてください。2026年11月6日時点の予算に対する申請額は、みらいエコが13%、先進的窓リノベが35%、給湯省エネが56%でした(概算)。
みらいエコには、居室の断熱工事が必要という要件もあります。トイレや浴室だけの工事はそもそも申請できないので、工事別の記事で先に確かめてください。
介護保険と自治体の補助は手順がどう違いますか?
介護保険の住宅改修と東海市の耐震改修補助は、どちらも工事の前に申請します。
国の3事業(2026年度)
- ・申請する人: 登録事業者
- ・申請の時期: 工事の完了・引渡し以降
- ・受け取り方: 事業者から還元
介護保険の住宅改修
- ・申請する人: 利用者(市町村へ)
- ・申請の時期: 工事の前と工事の後の2回
- ・受け取り方: 原則9割相当額を償還払い
東海市 木造住宅耐震改修補助(2026年度)
- ・申請する人: 申請者(市へ)
- ・申請の時期: 工事着手の前
- ・受け取り方: 代理受領も可
介護保険の流れは、ケアマネジャーへの相談、事業者の選択と見積もり、市町村への事前申請、工事、支給申請です。やむを得ない事情があれば工事の完成後の申請も認められます。
当社はケアマネージャーと連携し、申請業務まで行っています。申請がおりてから施工するため、急いで工事をしたい方には着工まで少しお時間をいただきます。
東海市の耐震改修補助は、2026年4月15日(予定)から2027年1月15日まで先着順で、工事は2027年3月15日までに完了する必要があります。金額や他市の比較は耐震改修の費用と補助金の記事をご覧ください。ほかの市町の制度は、それぞれの窓口で確認してください。
補助金は工事代金から引かれるのですか?
国の3事業の還元方法は、工事代金の一部に充当する方法か現金で受け取る方法のどちらかで、事業者と事前に合意します。
補助金が事業者に入るのは、工事が終わって交付決定が出た後です。先進的窓リノベでは、現金で還元する場合、交付から遅くとも2ヶ月以内に還元すると定められています。工事代金の支払いと補助金分の精算の時期は、契約の前に書面で確かめてください。
介護保険は、原則としていったん工事費を支払い、後から9割相当額の支給を受ける償還払いです。東海市の耐震補助の代理受領を使うと、工事業者が補助金を受け取るので、申請者は補助金相当額を除いた工事費を用意すれば足ります。
準備する書類は何ですか?
国の3事業は、書類の多くを事業者が用意するので、お客様は事業者の案内に沿って必要なものを渡します。
みらいエコ住宅2026事業で確認されるもの
- ・工事請負契約の内容
- ・新築時期を確認できる建物の登記事項証明書
- ・工事前と工事後の写真(設置箇所ごとに1枚ずつ)
- ・高断熱浴槽は性能証明書、節水型トイレや節湯水栓は納品書の写し
介護保険の住宅改修で提出するもの
- ・工事の前: 支給申請書、工事費の見積書、住宅改修が必要な理由書、完成予定の状態が分かるもの(日付入りの写真や間取り図など)
- ・工事の後: 領収書、工事費の内訳書、改修前後の写真、所有者の承諾書(所有者が本人でない場合)
当社で手続きされたお客様の声
「補助金の締切が迫るなか迅速に手続きしてもらい感謝です。」(水まわり4点の工事をされたY様、選ばれる理由より)※個人の感想です
常滑市陶郷町では、国の補助金を使いたいというご希望で家全体に内窓を入れました(施工事例。クロス張替えを含め約1ヶ月、140万円)。
補助金の申請でよくある質問
Q. 契約した後に補助金を使いたいと思ったら間に合いますか?
A. 着工前で、依頼先が登録事業者なら、間に合う可能性があります。国の3事業の申請は工事の完了後です。ただし対象製品や工事の要件を満たす必要があるので、着工の前に確認してください。
Q. 工事が終わってからでも申請できますか?
A. 国の3事業は、完了・引渡し以降に事業者が申請します。ただし、工事前の写真がなければ交付を受けられません。介護保険と東海市の耐震補助は工事の前の申請が原則です。
Q. 補助金はいつ受け取れますか?
A. 国の3事業は、交付決定の1〜2ヶ月後に事業者へ交付され、その後お客様に還元されます。審査の状況で変わるので、日付の断定はできません。
Q. 交付申請の予約とは何ですか?
A. 工事の完了を待たずに、事業者が事務局へ行う手続きです。工事に着手した後にでき、受付は遅くとも2026年11月16日までです。申請額の割合にも予約分が含まれます。
Q. リフォームウイングに申請を任せられますか?
A. 住宅省エネ2026キャンペーンは、登録事業者である当社が手続きをします。介護保険はケアマネージャーと連携して、申請業務まで行います。
まとめと店舗のご案内
国の補助金は、登録事業者と契約し、工事前の写真を撮ってから着工し、工事の完了後に事業者が申請します。介護保険や自治体の補助は、工事の前に申請します。契約の前に、担当者と日程を確認しておいてください。
リフォームウイングは東海市・半田市・桑名市を拠点に、大府市・知多市・常滑市や四日市市などの施工実績があります。東海市の本社、半田市・桑名市のショールームでご相談を承ります。補助金が使えるか知りたいだけのご相談でもかまいません。
出典(いずれも2026年11月6日確認)
- ・住宅省エネ2026キャンペーン(予算に対する補助金申請額)
- ・住宅省エネ2026キャンペーン リフォーム(交付申請の時期・交付の時期・還元方法)
- ・みらいエコ住宅2026事業 対象要件の詳細【リフォーム】
- ・みらいエコ住宅2026事業 エコ住宅設備の設置(確認書類・工事写真)
- ・給湯省エネ2026事業 対象要件の詳細
- ・先進的窓リノベ2026事業 対象要件の詳細
- ・厚生労働省 介護保険における住宅改修(手続きの流れ)
- ・厚生労働省 介護保険における住宅改修(償還払い)
- ・東海市 木造住宅耐震改修工事費補助制度
- ・リフォームウイング 補助金のご案内




